2015年 06月 05日
三沢大滝 |
[ 難度 ] 距離:5 状況:5 熊:4
単独行にて、この滝への調査は十分とし、日の長い6月を待っての決行
04:53 ほぼ予定通りの時刻に駐車位置へ、予め決めておいた左の沢ルートを選択
05:03 想像より急斜面を下り沢へ
05:21 堰堤
04:53 ほぼ予定通りの時刻に駐車位置へ、予め決めておいた左の沢ルートを選択
05:03 想像より急斜面を下り沢へ
05:21 堰堤
05:41 堰堤の高巻き
05:52 再びゴーロ
06:11 やや超える岩が大きいゴーロ
06:21 崩落
06:56 事前に調べてはいたものの、やはり崩落現場は凄まじい
07:40 岩壁が特徴的なゴーロ
08:02 左右の森の中を何度となく歩くが障害物の無い路はホッとする
08:15 崩落は何か所めか
09:59 奇怪な木の根
10:46 沢:60%、左右・森の中:40%ほどの割合で歩き続け、ついに滝が現る
6時間は越えなかったものの、目標の5時間内には着けず
60m級の滝の流れが2線、ついに現実を目にする
苦難の道程の末に見合う雄大な光景、これぞ秘境滝
いつもなら更に直下に近づくが、疲れと飛沫から控える
ここまでの苦難を払うべく、素晴らしい滝の流れを目に焼き付ける
この滝の怖さは復路にある
従来、行きは知らないが為に不安を抱きながらのコース取りとなり疲れが
溜まるが、帰りは達成感と余裕がある
ところが三沢は行程が長く、帰りも常に進めそうなポイントを探しながらとなる
疲れが蓄積し、ちょっとの躓きで転倒したり、コースの判断を誤る
最終局面、沢から駐車した位置に向けて山へ入る場面
何故か “行き過ぎた?感覚に襲われる”
疲れも溜まり戻る労力を惜しみ、急勾配ながら、道なきザレ気味の斜面を登る
1時間ほどトラバース気味に上へと向かうが一向に現れない路
スマホに保存してあった地形図とGPSを照らし合わせる
林道はあるが、その手前、すなわちこの先は断崖であり、尾根をクリアーする事が
無理な位置にいることを知る
よく見ると確かにわりと背の高い崖、巻くには勾配が厳しい
今いるこの場所も、本来とても人が立ち入る環境ではない、木がなければ滑落する
息が切れ体力に限界を感じる
時刻は16:00 まだ日没まで猶予はあるが、初めて“遭難”の文字が過ぎる
その意味で6月まで待っての決行だけは正しかった
強引なタッチでここまで来たこともあり、戻ることも厳しい
沢まで下りる事ができれば、目的地とは違うが林道まで通ずる事は判っっている
ただ、以前経験したザレ場の滑落を思い出す・・・が、他に選択肢がない
ロープを取り出し、沢へ向かって降りることを選択する
何度も転びながら、なんとか森の平坦な場所まで辿り着く
昼間のゴーロ歩きでぶつけた膝傷に加え、体中、土だらけであることに苦笑
それでも防虫加工されたシャツ、登山用のパンツは叩けば意外と汚れが落ちる
体力も限界に近かったが踏み跡を発見、更に約1時間、森を歩き、最終的に
這い上がって林道へ出る
油断と確認不足、鉄則無視、反省しきりだが、生還に安堵する
従来、行きは知らないが為に不安を抱きながらのコース取りとなり疲れが
溜まるが、帰りは達成感と余裕がある
ところが三沢は行程が長く、帰りも常に進めそうなポイントを探しながらとなる
疲れが蓄積し、ちょっとの躓きで転倒したり、コースの判断を誤る
最終局面、沢から駐車した位置に向けて山へ入る場面
何故か “行き過ぎた?感覚に襲われる”
疲れも溜まり戻る労力を惜しみ、急勾配ながら、道なきザレ気味の斜面を登る
1時間ほどトラバース気味に上へと向かうが一向に現れない路
スマホに保存してあった地形図とGPSを照らし合わせる
林道はあるが、その手前、すなわちこの先は断崖であり、尾根をクリアーする事が
無理な位置にいることを知る
よく見ると確かにわりと背の高い崖、巻くには勾配が厳しい
今いるこの場所も、本来とても人が立ち入る環境ではない、木がなければ滑落する
息が切れ体力に限界を感じる
時刻は16:00 まだ日没まで猶予はあるが、初めて“遭難”の文字が過ぎる
その意味で6月まで待っての決行だけは正しかった
強引なタッチでここまで来たこともあり、戻ることも厳しい
沢まで下りる事ができれば、目的地とは違うが林道まで通ずる事は判っっている
ただ、以前経験したザレ場の滑落を思い出す・・・が、他に選択肢がない
ロープを取り出し、沢へ向かって降りることを選択する
何度も転びながら、なんとか森の平坦な場所まで辿り着く
昼間のゴーロ歩きでぶつけた膝傷に加え、体中、土だらけであることに苦笑
それでも防虫加工されたシャツ、登山用のパンツは叩けば意外と汚れが落ちる
体力も限界に近かったが踏み跡を発見、更に約1時間、森を歩き、最終的に
這い上がって林道へ出る
油断と確認不足、鉄則無視、反省しきりだが、生還に安堵する
by PEN-7
| 2015-06-05 10:48
| E 遭難リスク漂う秘境な滝
|
Comments(0)